グルーガンを使うには

初心者のためのグルーガン使用ガイド

木材を接着しているのか創造力を発揮しているのかに関わらず、グルーガンには小さな修理や家のリフォーム、クリエイティブなプロジェクトなど多くの用途があります。グルーでジュエリーを作ることもできます!このシンプルなチュートリアルでグルーガンの使い方を学びましょう。なるべくわかりやすくするため、手順はいくつかの段階に分かれています。楽しんで習得してください!

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グルーガンを用意します

グルーパッド、グルーガン、グルースティックなど、グルーの必需品がすべてそろっていることを確認してください。

グルーガンを使う前に必ずひび割れや欠けた部分などの損傷がないことを確認してください。電気コードがほつれたり避けたりしていないかチェックします。以前にグルーガンを使ったことがある場合は、グルーガンのプラグが抜かれていることを確認し、残っている古いグルーをノズルから取り除いてください。(グルーガンは必ず使用直後にきれいにしてください。ヒント10を参照。)これにより、新しく溶けたグルーの通り道を確保できます。この作業では乾いた布を使用できます(グルーガンには決して水を使わないでください)。

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適切なグルースティックを選びます

半分だけ使ったグルースティックがまだ熱い場合は、絶対にグルーガンから引っ張り出さないでください。

グルーガンの準備が整ったら、グルースティックを入れます。実施するプロジェクトによって、多目的グルー、カラーグルー、または木工用グルーが必要になります。詳細については、比較シートをご覧ください。また、グルーガンにはさまざまな温度設定があります(次のヒントを参照)。適切なタイプのグルースティックを使っているのか確認するには、グルースティックのパッケージまたはDremeleurope.comの製品ページを参照してください。半分だけ使ったグルースティックがまだ熱い場合は、絶対にグルーガンから引っ張り出さないでください。熱いグルーが皮膚や表面に落ちる可能性があります。

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グルーガンを適切な温度に設定します

カラーグルーの場合は、Dremelグルーガン930で低温設定にする必要があります。

普通のグルーに比べて、カラーグルースティックは低い温度(105℃)に設定する必要があります。グルーの鮮やかな色を維持するためです。カラーグルーを使う場合は、2つの温度設定があるDremelグルーガン930を使用してください。お使いになっているグルースティックに適した温度設定を確認するには、グルースティックのパッケージを確認するか、比較シートを参照してください。グルーが完全に温かくなるまでに5分程度かかります。ノズルは非常に熱くなるので、素材に立てかけたり、耐熱手袋なしで触れたりしないでください。

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グルーガンをテストします

グルーガンを使う前に、素材の切れ端でグルーをテストします。

ここからは楽しい作業です!ノズルを下に向け、徐々にトリガーに圧力をかけて、段ボールなどの切れ端で熱いグルーをテストし、使用準備が整っているか確認します。グルーが液状になり、トリガーを引くとグルーガンから出てくるようになれば、準備できています。自信がつくまでグルーガンを使って練習します。必ずトリガーはゆっくりと引き、グルーの流れをコントロールできるようにしてください。少しのグルーでも大きく広げることができます!ノズルはとても熱く、素材が焦げる可能性があるため、常に素材から離して安全な場所に維持してください。

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作業台の表面を保護します

ホットグルーガンを使用する際は必ず作業台の表面を保護してください。

グルーガンを使用する準備ができたので、次は作業台の表面を保護します。カッティングマットなどのカバーを使用してください。小規模なプロジェクトではグルーパッドでも構いません。これでグルーがこぼれても心配ありません。グルーパッドは表面がシリコンなので、グルーがこぼれても簡単に拭き取れます。また、グルーガン用のスタンドを使い、作業していない間はその上にグルーガンを置くようにしてください。決してグルーガンを横向きにして置かないでください。グルーが滴り落ちたり、ノズルが表面を焦がしたりする可能性があります。

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グルーガンをガラス、プラスチック、金属、レザー、木材、その他の素材で使用するには

グルーガンを使う前に、素材を準備してきれいにします。

接着するのがガラス、金属、プラスチック、レザー、または木材かに関わらず、素材の表面は乾燥した油分のない状態にすることが重要です。なめらかで油分のある表面はくっつきにくくなります。ガラスを使用する場合は、アルコールまたはガラス用クリーナーでこすってください。その他の場合は水と石けんを使います。また、木材を使用するのであれば、接着する部分に軽くやすりをかけて、きれいにします。その後、グルーを塗布し、グルーが硬くなるまで表面を押し合わせます。大きな素材の場合は、クランプが必要になるかもしれません。小さいものであれば、輪ゴムでも十分です。24時間そのままにして、グルーをきちんと硬化させます。

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基本的な修理でグルーガンを使用します

グルーガンを使うと、幅木の修理や他の基本的な修理を実行できます。

グルーガン(特にDremelグルーガン940)はコードレスで使用でき、高い温度設定が可能なので、家の中の小さな修理に最適です。特に内装の木材やプラスチックに適してますが、カーペットやフローリングも修理できます。幅木を修理したいですか?ホットグルーなら、釘を使わずに修理し、スムーズな表面になります。次回、家具を組み立てる際には、小さな接合部やトリム、マウントでグルーガンを使用してみてください。

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家の中でグルーガンを活用します

グルーガン使用のヒント:グルーガンをハンガーで使うと、服がすべらなくなります。

ホットグルーガンの可能性は無限大です。たとえば、ホットグルーを家の中の滑り止めに使うことができます。ホットグルーをソックスやスリッパの裏、または敷物やハンガーの側面に塗布して乾かせば、もう滑ることはありません!

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モールドを使ってホットグルーでオブジェクトを作ります

カラーホットグルーを使うと楽しいオブジェクトを作れます。

ホットグルーでクリエイティビティを発揮したいなら、初心者向けの楽しいプロジェクトとして3Dのオブジェクトを作り、写真立てやヘアピン、イヤリングに取り付けられます。シリコンのモールドに熱した(カラー)グルーを入れるだけで、できあがります。氷皿やクッキー型、ケーキのデコレーション用モールドなど、お好きなモールドを使えます。グルーガンを傾け、熱したグルーをモールドに入れます。最初にコーナーをグルーで満たしてから中央を埋めていってください。この上級者クラスの動画を見ると、正確な方法がわかります。

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グルーガンからグルーを取り除くには

グルーガンの電源プラグを抜き、乾いた布と耐熱手袋を使ってノズルをきれいにします。

接着作業が終わったら、グルーガンをきれいにする前に必ず電源プラグを抜いてください。ノズルにグルーがこびりつかないようにするため、乾いた布ですばやくグルーを拭き取ります。ノズルはまだ熱いので気を付けてください。必ず耐熱手袋を着用してください!詳細については、この記事を参照してください。素材の上に余分なグルーがあり重なっている場合は、はさみで切り取ることができます。複数の箇所にグルーが付いている場合は、ヘアドライヤーで短時間グルーを温めて溶かし、布で拭き取ってください。