果物と野菜の棚を作る

    必要なもの

    少しずつ進みましょう

    ステップ19

    棚の寸法を測定し、デザインを描きます。

    壁のスペースを測り、紙にデザインを描きます。今回の例では137cm(高さ)×51.4 cm(幅)のサイズにしました。

    ステップ29

    DSM20とDSM510を使用して、6本のアルミニウム棒をカットします。

    次に、Dremel DSM20コンパクトソーとDSM510金属/プラスチックカットオフホイールを使用して、アルミニウム棒を50cmの長さで6回切断します。その際はDremel作業テーブルなどの作業台にしっかり固定します。これらのアルミ棒から、鉢を保持する輪(それぞれ外径16.5 cm)を作ります。

    ステップ39

    Dremel Versaflameを使用して輪の両端を互いに溶接します。

    各アルミニウム棒を曲げて円を作ります。4つの金属ブラケットを作業台に固定し、溶接する輪のサイズを維持します。Dremel Versaflameを使用して輪の両端を互いに溶接します。これを行うには、まずDremel 3000とDremelステンレスワイヤーブラシ530で表面の酸化腐食や粉塵などを落としてきれいにします。その後Dremel Versaflameで輪の両端を融点まで加熱します。溶接棒のビードを輪の各面に当てます。輪の端部が十分に加熱されていれば、溶接棒が輪の端部上で溶けます。

    ステップ49

    次に、溶接棒のビードがまだ溶けている間に溶けた溶接棒をステンレス研磨棒で削って、溶接棒の溶けたビードの下で酸化が起こることを防ぎます。これにより溶接棒のビードがアルミニウムと確実に融合します。リングの端と端を合わせ、Dremelバークランプなどを使って固定し、再び溶接棒の融点に達するまで加熱し、2つの合わせ面を接合します。必要に応じて溶接棒を追加します。YouTubeにこの作業を分かりやすく解説した動画がいくつかありますので、参考にしてください。

    ステップ59

    長さ1mのアルミニウム棒をリングにはんだ付けし、この作業を繰り返します。

    1 mの長さのアルミニウム棒から、作製する格子の垂直ラインの1本を作ります。最初のリングを6.5 cmのところに固定し、もう1個のリングを50 cmのところに固定し、3番目のリングを93.5 cmのところに取り付けます。もう1本の1mのアルミニウム棒にも同じ手順を繰り返します。

    ステップ69

    Dremel Versaflameを使って、水平バーを垂直バーに溶接します。

    Dremel DSM20と金属/プラスチックカットオフホイールを使用して、前と同じようにアルミニウム棒を50cmの長さに3本切断します。これらのアルミニウム棒は水平のバーになります。垂直バーが水平バーと交差する点(12.5cm、25cm、37.5cm)に印を付けます。また、リングを溶接した垂直バーに、水平バーと交差する点(0 cm、44cm、87.5 cm)をマークします。水平バーを垂直バーに溶接します。

    ステップ79

    次に、Dremel Versaflameを使用して、1 mのアルミニウム棒×2を外側の垂直バーとして各側に溶接します。もう1本の1 mのアルミニウム棒を曲げて、構造上部のアーチを作ります。この例ではごみ箱のふたを利用して曲げました。両端を外側の垂直バーに溶接します。1 mのアルミニウム棒を36.5 cmに切断し、中央の垂直バーにつなげて溶接し、すべての交点を溶接します。2本の上部垂直バー32.5 cmを追加し、溶接します。最後に11 cmの支持バー(リングにつき2本×6)を合計12本追加します。

    ステップ89

    Dremel 3000を使って、アルミニウム板を葉の形に切り抜きます。

    構造が出来上がったら、小枝の葉を作り、アーチの上部にはんだ付けします。このためにアルミニウム棒を80cmの長さに1本切断し、手で中央部を曲げてVの形にします。それから両端を茎に似せて整え、その上に金属の葉を取り付けます。葉を作るには、厚さ1 mmの非常に薄いアルミニウムシートに金属のひし形の葉を描き、Dremel 3000、EZ SpeedClicマンドレルSC402、金属カッティングホイールSC456で切り出します。その後Dremel Versaflameを使用してアルミニウム棒の茎に溶接します。

    ステップ99

    塗装・つや出ししたテラコッタやプラスチックの鉢に果物を植え付けます。

    壁とのコントラストを考えて、シルバーのままにしておくか、黒色の塗料をスプレーします。フックや金属ブラケットを使って金属構造を壁に取り付けます。光沢塗装したテラコッタやプラスチックの鉢で果物や野菜を育ててください。