Dremelのハイスピードロータリーツールは、本体にさまざまな機能を一体化させることができるマルチツールです。Dremelのロータリーツールシリーズには、さまざまなモデルや便利なアクセサリー(イージーロックシステムを含む)、さらに高精度な作業に対応できる各種アタッチメントが揃っています。本体にさまざまな機能を追加することができ、幅広い用途に対応でき、使い勝手もバツグンです。経験豊かなクラフトマンも初心者もDremelのロータリーツールを使用すれば、DIY作業をレベルアップさせることができます。
ロータリーツールシステム
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よくある質問 | ロータリーツール| コード式
4000と3000には、いくつか類似点があります。主な違いは、電源オン/オフスイッチです。4000ではスイッチが高くなっているか、追加されています。一方、3000は4000よりも小さく軽量です。
ただし、4000にはオン/オフスイッチとは別にスピードダイヤルが付いており、速度を1000 rpm単位で増減できます。ちょうどよい速度が見つかった際には、容易にその速度に戻れます。さらに、4000には電子フィードバックが備えられており、骨の折れる作業で威力を発揮します。
はい、これらの製品はユーザー様ご自身で簡単にカーボンブラシが交換できる設計になっています。
カーボンブラシは用途に応じて50~100時間使用できます。常に積極的に使用している場合は、カーボンブラシをより頻繁に交換する必要があるかもしれません。カーボンブラシは30時間ごとに点検するようお勧めします。カーボンブラシ部分が1/8よりも短くなった場合は、両方を交換してください。均一に摩耗するわけではない点に留意してください。カーボンブラシの点検と交換を怠ると、工具が損傷する可能性があります。交換後は、工具を負荷なしで5~10分間オンにして、動かすことをお勧めます。ブラシカーボンのあたりがつくと工具がよりスムーズに動作します。
3000、4000、4300では、高速回転工具での使用に適した弊社のすべてのアクセサリーを使用できます。ほとんどは、3.2mmのシャンクになります。一部(ドリルビットの小さいものなど)のシャンクは小さくなります。キーレスチャック(別売り)を使用していない場合は、弊社の提供する別売りコレットとコレットナットを使用する必要があります。工具に同梱されていたコレットでは、シャンクが3.2mmのアクセサリーを使用できます。シャンクの小さいアクセサリーで使用できるコレットが必要な場合は、別々に購入するか(#481、#482、#483)、フルセットを購入できます(#4485)。選択したアクセサリーのシャンクサイズに適したコレットを使用してください。
場合によります。3000には、変速ダイヤル式スイッチが備えられています。この工具の使用に慣れてくると、使用時に速度を感覚的に選択できるようになります。ユーザーマニュアルの速度チャートは、工具の2/4/6/8/10速度設定のガイドラインです。もっと正確な速度またはパワーが必要な用途の場合は、4000または4300をご使用になるようお勧めします。また、より動作が容易になるコードレス工具の使用もご検討ください。モデル番号はLiteです。
4000は高負荷用途にも低負荷用途にも対応した工具です。広い用途と要求に対応できます。
工具が熱くなる理由はいくつかあり、その予防方法もあります。工具のコード側の通気口は吸気口です。この部分はふさがず、開いた状態に維持してください。工具の前部またはノーズ側の通気口は排気口です。工具の内部を通った空気がここから出なくてはなりません。この通気口の近くで工具を握ることもできますが、通気口を覆うように手を工具に巻き付けないでください。工具を鉛筆のように握っている場合は、ディテーラーズグリップの使用を検討してください。最適なコントロールと気流を確保できます。また、フレックスシャフトのアタッチメントも使用できます。工具の重さから解放され、手の負担が軽くなります。工具をゴルフクラブのように握っている場合は、手を少し後ろに動かし、通気口ではなく工具の本体の上に置くようにしてください。作業内容を考えることも重要です。たとえば、切断のようなタスクを完了するには、工具を最大回転数で作動させて素材に接触させますが、金属のような素材は容易に熱くなります。発生する熱も多大です。工具内の完全な気流を確保することは、非常に重要です。工具が熱いままでオフにする必要がある場合は、素材に接触させないで1分間無負荷で作動させてみてください。これにより、作業による加熱なしに工具内の気流を維持できます。
よくある質問 | ロータリーツール| コードレス
決まった回答はありません。コードレス工具の作動時間は、バッテリーの種類や用途(軽い研磨や重切削加工など)、工具のモデル(LITE)によって異なります。当社では、各工具の平均バッテリー寿命が各モデルで最も頻繁に行われる用途に一致するよう工具を設計しています。
Dremelのバッテリーは数百回の充電が可能です。
失速保護は、工具に長時間、圧力をかけすぎたり、ビットが特に高速で加工品に引っかかったりすると起動します。この場合は、モーターが停止します。工具を素材から離してください。工具が5秒以上引っかかった場合は、工具をオフにしてから、オンにして再始動する必要があります。失速時間がこれよりも短い場合は、素材から離すと工具は自ら回転し始めるはずです。連続して加工品に引っかかる場合は、工具で行おうとしている作業を完了するために代替の工具、アクセサリー、またはテクニックを検討してください。バッテリーの充電が切れかかっていると、工具は失速に敏感になる点に留意してください。
電子フィードバック回路が搭載されていると、工具は負荷がかかっている場合や、使用中でも速度を維持できます。この機能は、アクセサリーが素材に接触した場合に、工具が選択された速度に戻れるよう設計されています。これは、低~中程度の速度で最も顕著になります。高速用途では検知できません。トルクではなく速度で作動するアクセサリーを使用する場合は、技法を検討することが重要になります。トルクまたは力によって加工するアクセサリーは、高速回転用アクセサリーとは異なります。決して素材にアクセサリーを強制的に押入れないでください。低~中程度の速度でより頻繁な動作での加工方法を検討してください。