グルーガンの使用で失敗を防ぐには

グルーガンの使用で失敗を防ぐには

グルーガンは多目的なツールで、木材、レザー、プラスチック、デリケートな素材などで使用できます。この失敗回避ガイドでは、ホットグルーガンの使い方と最初から一般的なミスを回避する方法を紹介しています。グルースティックの挿入からグルーガンのクリーニングにいたるまで説明をご覧ください。

17

グルーガンのノズルには気を付けましょう

ウォームアップ後、グルーガンのノズルは熱くなるので、耐熱手袋をはめているのでない限り、触らないでください。もうひとつ留意すべきなのは、熱いノズルが触れると、素材に焼けたような跡が残るという点です。このような接触は避けてください。グルーガンは常に素材から離れた場所に安全に保持してください。グルーが出てくる場所をコントロールするには、手首または肘をサポートできる場所に当て、腕が安定するようにしてください。

27

作業スペースを保護します

作業エリアは養生が必要です。固まったグルーに覆われてしまうと、除去するのが難しくなります。カッティングマットやクッキングシート、段ボールなどのカバーを使用できます。シリコンマットなら、グルーがこぼれても後から簡単にはがせるので最適です。ちょっとした作業であれば、グルーパッドを使えます。

37

グルーガンが温かくなるまで待ちます

グルーガンは使用前に5分程度のウォームアップが必要です。グルーが液状になり、トリガーを押すとグルーガンから出てくるようになれば、十分に温まっています。デュアル温度グルーガン(Dremelグルーガン930など)を使用している場合は、グルースティックの種類に適した温度を判別する必要があります。カラーグルースティックは、必ず低い方の温度に設定してください。

47

必ずグルーガンスタンドを使用します

ひとつ覚えておくべきなのは、ホットグルーガンを使用していない時は常にスタンドに置いておくということです。グルーガンは横向きに置かないでください。熱いグルーが滴り落ちる可能性があります。Dremelグルーガンには滴下制御の精密チップが付いているので、スタンドに立てかけておけば、グルーがたれ落ちることはありません。

57

ゆっくりトリガーを引きます

接着するのが木材かデリケートな素材なのかに関わらず、グルーガンを使う際は常に時間をかけて、操作に慣れるようにしてください。特にクリエイティブなプロジェクトで正確さが必要な場合は、素材の切れ端などで練習しましょう。決してグルーガンからグルーを無理に押し出さないでください。トリガーはゆっくり引きます。強く引きすぎると、大量のグルーが出てきてコントロールできなくなります。

67

使いかけのグルースティックは決して引っ張り出さないでください

ホットグルーガンを使う際は、途中でグルースティックを引っ張り出して新しいものに取り替えるのではなく、グルースティックを使い切ることが重要です。まだグルーガンの電源が入っている間に、使いかけのグルースティックをグルーガンの後部から取り出さないでください。熱くなったグルーが手の上に落ちて火傷する可能性があります。

77

グルーガンが冷える前にノズルをきれいにします

接着作業が終わったら、必ず最初にグルーガンの電源プラグを抜いてください。グルーがまだ温かいうちにノズルのクリーニングを始めましょう。これにより、ノズル上のグルーが固まってノズルが詰まるのを防ぐことができます。ノズルから、まだ温かいグルーを取り除く際は気を付けてください!必ず耐熱性の手袋をはめ、布でグルーガンのノズルを拭きましょう。