フォームでコスプレ用ヘルメットを作るには

このEVAフォーム製コスプレ用ヘルメットは初心者に最適のプロジェクトです
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イントロダクション

すばらしいコスプレの世界をのぞいてみませんか?これほどのホビーはそうあるものではありません。お気に入りのキャラクターのコスチュームを作るのはこの上なく楽しいのですが、それを着てコスプレ大会に参加するのがまたいいのです。このインスピレーションあふれる動画では、プロのコスプレアーティスト、ウェインズ・ワークショップのウェインがコスプレ用小道具を作る方法をお見せします。ウェインがDIYフォーム製ヘルメット作りの各ステップを説明し、秘策をいくつか紹介してくれます。

必要なもの

動画マニュアル

ステップ19

パターンをEVAフォームに転写してカットします

厚さ1 cmのEVAフォームにコスプレ用ヘルメットのパターンを写してカットします。

必要なもの:

このエキサイティングで簡単なプロジェクトではまず、お好きなコスプレヘルメットのパターンをダウンロードします。達人のウェインはEvil Ted Smithのオンラインショップでパターンを購入しました。この基本的なEVAフォームのヘルメットテンプレートは4つのセクションで構成されています。ホワイトボードマーカーを使ってパーツを厚さ1 cmのEVAフォームに写します。カッティングマットの上にフォームを置き、クラフトナイフを使ってさまざまなパーツをすべてカットします。指や手を切らないように気を付けてください!EVAフォームを切ると、ナイフはすぐに鈍くなるので、必要に応じて研いでください。

ステップ29

接着剤で基本的なフォームのヘルメットを組み立てます

接着剤を着けてさまざまなパーツを組み合わせ、3DのEVAフォーム製コスプレ用ヘルメットを作ります。

必要なもの:

ここから接着剤を使用します。ウェインは簡単に接着剤を塗布できるよう詰め替え用のプラスチックボトルを使っています。接着したい2つの端に沿って接着剤を細く出します。木製のマドラーで接着剤を薄く広げ、10~20分間、乾燥させます。その間に、あごの部分に線で印を付け、45度の角度でナイフをフォームの半分まで挿入し、両側で線に沿ってカットして溝を付けます。これは後ほど、鋭いエッジになります。ここで接着剤に覆われた端を合わせて押しながら、フォームを曲げます。接着が必要な他の端でも同じ作業を繰り返します。

ステップ39

飾りを作って切り取ります

薄い(2 mmまたは5 mm)のEVAフォームシートからコスプレ用ヘルメットのディテールを切り取ります。

必要なもの:

これで基本的なコスプレ用ヘルメットができました。人目を引くようなものにするため、フォーム製ヘルメットにディテールを加えて本物に近づけましょう。可能性は無限です!ウェインはイヤピース、マウスガード、ブリンカーのほか、リベットをいくつか付け加えました。自分のヘルメットをパーソナライズするには、デザインを紙に描き、厚さ5 mmのEVAフォームシートに写してカットしてください。ウェインは2 mmのフォームで小さい耳飾りも作っています。細いひだを付けるには、ステップ2で説明したような溝を作ります。

ステップ49

ヒートガンを使ってEVAフォームの部品を成形します

表面にヒートガンを当てると、EVAフォームは収縮して曲がり、しなやかになります。

必要なもの:

ヘルメットに飾りを付ける前に、ヘルメットの形に合わせてフォームのカットアウトを曲げておくとよいでしょう。これはとても簡単な作業です。必要なのは耐熱手袋とヒートガンだけです。手袋を着用してヒートガンを最低の設定にし、フォーム部品の内側の表面上を約30秒間動かします。(フォームは常に加熱された側に曲がる点に留意してください。)これで部品を手で丸い形に曲げられます。

ステップ59

飾りをヘルメットに取り付けます

接着剤でディテールをコスプレ用ヘルメットに取り付けます。

必要なもの:

飾りを取り付けて、コスプレ用小道具を際立たせましょう!まず、各ディテールを配置して、ホワイトボードマーカーでその輪郭をなぞります。印を付けた輪郭の端と、ディテール自体に接着剤を付けます。マドラーを使って接着剤を薄く広げます。接着剤を10分間乾燥させた後、飾りを押して取り付けます。

ステップ69

Dremelマルチツールで端をならします

防護具を着用し、フレキシブルシャフトとツールホルダーを使い、Dremel 8220とその研磨アクセサリーでEVAフォームのヘルメットの端をならします。

必要なもの:

Dremelマルチツールを使うと、見苦しい端をきれいにすることができます。マルチツールにフレキシブルシャフトを取り付け、EZ SpeedClic研磨マンドレル(SC407)を挿入し、カチッという音がするまで研磨バンドを入れます。Dremelをフレキシブルシャフトルーツホルダーから吊るすと、自由かつ正確に操作できるようになります。この作業を始める前に必ず安全メガネや防塵マスク、イヤーマフ、手袋などの防護具を着用してください。研磨ビットを回転動作でフォームに沿って動かします。回転速度は低い設定にします。砥石(952)に取り替えて回転速度を上げ、きわめてなめらかな仕上げにします。

ステップ79

動く目玉を取り付けます

動く目玉を付けると、EVAフォームのヘルメットにすばやく簡単にディテールを加えられます。

必要なもの:

動く目玉は、コスプレ用コスチュームにリベットやスタッドのような外観を加える上で最適です。スムーズで丸く、シート式で、さまざまな大きさがあります。このヘルメットでは、達人ウェインは5~8 mmの動く目玉のリベットをいくつか取り付けました。これを下塗りして塗装すると(ステップ8と9を参照)、もとは動く目玉だったとは誰にも気付かれません。これでヘルメットの飾りは十分です。

ステップ89

フォーム製ヘルメットにプライマーを塗ります

フォームの表面にエアブラシをかけられるようにするため、プライマーを何回か塗ります。

必要なもの:

プライマーを塗る前に、ヒートガンを使ってヘルメットを熱融着させます。必ず耐熱手袋を着用してください。プライマーの説明書を読み、それに従って下塗りプロセスを始めます。フォームブラシを使い、ヘルメット全体にプライマーを複数回塗ります。各レイヤーは前の部分が乾いてから塗るようにしてください。動く目玉も必ず下塗りしてください。もうすぐ完成です!/

 

ステップ99

エアブラシでヘルメットを塗ります

エアブラシは、EVAフォーム製ヘルメットに希望する色を塗るには最適な方法です。必ず手袋と保護マスクを着用してください。

必要なもの:

ヘルメットをスプレー塗料で塗るのは、このDIYコスプレプロジェクトの楽しいステップです。まずは焦らず、塗料の説明書を読み、希釈する必要があるのか確認してください。その後、保護メガネ、手袋、保護マスクを着用し、部屋の換気が良好なことを確認します。これでエアブラシの塗料入れに塗料を入れ、お好きな色でヘルメットのスプレー塗装を開始できます。あらゆる溝や隙間も必ず塗ってください。これを乾燥させてから、通常の絵筆でリベット(動く目玉など)に違う色を塗ります。これでコスプレ用ヘルメット、完成です。